NHKのBSプレミアム/BS4Kで再放送中だった連続テレビ小説「チョッちゃん」が、2025年7月1日(火)から7月20日(日)まで一時放送休止となることが発表されました。
この突然のスケジュール変更に、視聴者からは「楽しみにしていたのに…」「何があったの?」といった声も多く聞かれます。
なぜ再放送が休止に?―世良公則さんの参議院選出馬が関係
今回の休止は、ドラマの主要キャストの一人である**世良公則さん(69)が、2025年7月3日公示・7月20日投開票の参議院選挙(大阪選挙区)**に無所属で立候補することを受けての、公職選挙法上の配慮によるものです。
選挙期間中に、候補者が出演する番組を放送することは“公平性の観点”から問題視されるため、NHK側が自主的に再放送を休止するという判断を下しました。
これは異例の対応であり、キャストの選挙出馬によって朝ドラ再放送が止まるのは極めて珍しいケースです。
休止期間と放送再開日について
- 休止期間:2025年7月1日(火)~7月20日(日)
- 放送再開予定日:2025年7月21日(月)
選挙が終了し、公平性の懸念が解消され次第、再放送はスムーズに再開される予定です。
視聴者の反応は?
SNSなどでは、
- 「チョッちゃん毎朝見てたから寂しい」
- 「せっかく感動の展開に入るところだったのに…」
- 「世良さんの出馬、応援したいけど複雑」
といった、さまざまな声が上がっています。
選挙という社会的な意義も理解しつつ、ドラマファンとしてはやや寂しさを感じる期間かもしれません。
朝ドラ『チョッちゃん』とは?あらすじ・見どころを紹介
2025年にNHK BS/BSプレミアム4Kで再放送されていた連続テレビ小説『チョッちゃん』は、1987年に放送された第39作目の朝ドラです。
物語の主人公は、実在の人物・黒柳朝(くろやなぎ・あさ)さん。あの黒柳徹子さんの母としても知られる人物で、彼女の波乱万丈な人生をベースに描かれたヒューマンドラマです。
■ あらすじ|激動の時代を生き抜いた“たくましい母”の物語
物語は、大正・昭和・戦後へと続く激動の時代を背景に、主人公・石田チヨ(通称チョッちゃん)が、6人の子どもたちを育てながら懸命に生きていく姿を描きます。
チョッちゃんは、東京・乃木坂で暮らしていた一家の母。夫を早くに亡くし、教師として働きながら、戦争・疎開・貧困といった数々の困難に立ち向かい、明るく強く家族を支えていきます。
時代に翻弄されながらも、教育と愛情を信じて生きるその姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。
■ 主人公・チョッちゃんの魅力
チョッちゃん(石田チヨ/演:古村比呂)は、芯の強さとユーモアをあわせ持つ女性。どんな逆境にもくじけず、常に前向きで、子どもたちに自立心と愛を教えながら生きる姿が感動を呼びました。
当時の社会では、女性が働くことも、母一人で大家族を支えることも簡単ではありませんでした。しかしチョッちゃんは、教師として家庭を支え続け、自分の信念を貫きます。
■ モデルとなったのは黒柳徹子さんの母・朝さん
ドラマのモデルである黒柳朝さんは、実在した人物で、女優・エッセイストの黒柳徹子さんの実母です。明るく、少し天然で、でも芯の通ったしなやかな女性だったといわれています。
原作は、朝さん自身の著書『チョッちゃんが行くわよ』で、娘・徹子さんのエッセイやテレビ番組でもたびたび紹介されてきました。
■ 『チョッちゃん』はこんな人におすすめ
- 家族の絆を描いた心温まるドラマが好きな方
- 戦中戦後を生きた女性たちのリアルな姿に触れたい方
- 黒柳徹子さんの背景や家族に興味がある方
現代にも通じる“生きる力”や“女性の自立”がテーマとなっており、改めて多くの人に見てほしい作品です。
まとめ|チョッちゃん再放送休止の背景と今後
項目 | 内容 |
---|---|
放送休止期間 | 2025年7月1日〜7月20日 |
理由 | 世良公則さんの参院選立候補による、公職選挙法上の配慮 |
放送再開予定日 | 2025年7月21日(月) |
対象 | NHK BS/BSプレミアム4Kの再放送 |
視聴習慣が一時途切れてしまうのは残念ですが、7月21日(月)からの再開を楽しみに待ちたいですね。
最新情報や変更があれば随時更新しますので、引き続き当ブログをチェックしていただけたら嬉しいです!
(参考:日刊スポーツ公式サイト)