よく噛んだほうが消化にいいとは思いつつ、気づくと早食いになっていることってありますよね。私も昔からかなり早食いでした。
気づくと周りはまだ半分くらいしか食べていなくて「間が持たない!」ということもよくありました。
そこで簡単ダイエットとしてよく噛むということを意識してみました。
その当時、体重が順調に増加していたので、いろいろなダイエット方法を試しましたが、これが一番簡単なダイエットだと思っています。
1口30回を目標に
よく噛むダイエットをする前は、食べ物を口に入れて4〜5回噛んで飲み込んでいました。
ご飯やパンなど柔らかいものを食べることが多かったので、ほとんど噛まずに丸呑み状態です。
スナック菓子はもっと噛む回数が少なくて、2〜3回噛んだらごっくん。という感じでした。
今考えれば、全く噛んでないですね。
そこで、一口30回噛むのを目標にしました。
本当は「食べ物の原型がなくなるまで噛んだほうがいい」と思ったのですが、実際にそこまでやってみるとなんだか気持ち悪くなってしまったので、だいたい30回噛むように設定しました。
簡単にできると思っていたのですが、食べ始めると忘れてしまうものなんですよね。
特にテレビを観ながら食べているとすぐに忘れて4〜5回噛んで飲み込んでしまっていました。
これを防ぐために、できるだけ家族と会話しながら食べるようにしました。
母はゆっくり食べる人なので、そのスピードに合わせるようにしたらゆっくり噛んで食べられるようになりました。
顎が疲れるようになった
一番変わったのが、食事中に顎が疲れるようになったことです。
それまでは顎が疲れるなんて経験はほとんどありませんでした。
それが1口30回噛むようになってからは食べている間に顎が疲れて、食べるのが面倒になってきました。
顎を休ませるために食事の手を止めるようになり、結果的に食事を終えるまでの時間が長くなりました。
「顎が疲れる前に美味しいものを食べておこう」というという考えになって、好きなものを先に食べてそれほどではないものは自然に残せるようになりました。
前なら「お腹いっぱいでもとりあえず食べ物を口に放り込む」という食べ方をしていたのが、だいぶ変わりました。
お代わりしなくなった
カレーなどサラサラ食べられてしまうものは、お代わりすることが多かったです。
しかし、1口30回噛むようになってからはお代わりすることがなくなりました。
ダイエットのために我慢したわけではなく、噛んでいると満腹中枢が働いてきて自然とそれ以上食べたくなくなるんです。
前なら「もっと食べたい」と感じていたのが、噛んでいるうちに「顎が疲れた。もういいや」という気分になります。
顔がスッキリした
体重を落とすのが最大の目標でしたが、よく噛むようになったら顔がシャープになる、というオマケがついてきました。
顔の大きさは以前から気になっていたので、これは嬉しいオマケです。
噛むとかえって咬筋が発達して顔が大きくなるかなと思っていたのですが、逆に顎のラインが鋭くなってスマートになりました。
体重が1ヶ月で5kg痩せ、顔もスマートになったので周囲からはかなり痩せたように見えたらしく「痩せた?」と言われるようになりました。
周りから気付いてもらえるって嬉しいですね。
まとめ
よく噛むだけの簡単ダイエットなら、道具も何も使わずにすぐに実行できます。
だいたい1口30回を目標にするとちょうどいいと思います。
30回噛むようにすればかなり食事のスピードを遅くすることができます。
私は早食いが癖になっていましたが、噛む回数を増やしただけでゆっくり食べられるようになって結果的に食べ過ぎを防ぐことができるようになりました。
顔がスッキリ小顔になるという嬉しいオマケもついてきます。
ちゃんと噛むという昔ながらの教えを実践するだけで、こんなに痩せられるんですね。
少しでも簡単にダイエットしたい皆様のお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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