脂肪には2種類あり、その脂肪を知ることによってお腹瘦せのアプローチも変わってきます。
まずは、自分のお腹の「もっと痩せたい!」「このお肉をなくしたい!」と感じている部分を手で触ってみてください。
ぷよぷよしていてやわらかく、手でつかめる脂肪なら、皮下脂肪、かたくパンパンに張っていて、手でつかみにくいのが内臓脂肪です。
皮下脂肪と内臓脂肪の両方がついている人もいます。
平らなお腹や、キュッとくびれたウエストを手に入れるためには、すでについてしまった余分な脂肪を減らすことが一番重要です。
皮下脂肪と内臓脂肪のどちらが多いかによって、減らし方のポイントが変わってきます。
内臓脂肪と皮下脂肪はどう違うのか。
女性に多く見られる皮下脂肪型肥満。
お腹を触ってみたときに、ぷよぷよとやわらかい脂肪がついている人は、皮下脂肪型肥満です。
下腹や腰回り、おしりや太ももに脂肪がつくのが特徴です。
男性、女性にも多く見られる内臓脂肪型肥満。
ウエストやお腹まわりのサイズは、大きいのに、かたく張っていて脂肪がつかめない人は、内臓脂肪型肥満、いわゆるメタボリックシンドロームです。
消化器官など内臓のまわりに脂肪がつくタイプです。
生活習慣を変えれば内臓脂肪は落としやすい!
お腹を触ってみて、硬かった人は要注意です。皮下脂肪と内臓脂肪を比べるとより毒性が強いのが内臓脂肪です。お酒や油っこいものが大好きな人に多いのですが、内臓脂肪が増えすぎると、若くても高血圧症、糖尿病、脳梗塞、動脈硬化など、深刻な生活習慣病につながる恐れがあります。
ただ、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて短期間で落としやすく、お腹痩せ効果が出やすいです。
内臓脂肪を減らすためには、有酸素運動が効果的です。
しかし、運動の習慣がない人にとっては、ジョギングや身体を動かす運動はハードルが高いかもしれません。
なので、内臓脂肪を減らすためには、まずは生活習慣を変えていくほうがいいかもしれません。
お酒がすきな人は、おつまみに油ものではなく、もずくや刺身、冷奴などがおすすめです。