朝昼晩と1日3回の食事をしている方がほとんどかと思いますが、実はこの食事の量を調節することによってできるダイエット法があります。
「食事量の調節なんてよくある方法では?」と思う方もいるかもしれません。
しかしながら、単に量を減らすというだけではないのがこのダイエット方法のポイントなのです。
食べる量を調節するダイエットのやり方は?
食べる量を調節するダイエットのやり方ですが、おそらく食べる量を減らす方法を思い浮かべている方がほとんどかと思います。
確かにそれも食べる量の調節ではありますが、このダイエット法は違います。
というのも、1日に食べる量を3回の食事で分配していくのです。
朝昼晩とあったら、朝は多め、昼はほどほど、晩は少なめといった感じで分配していきます。
例えば、1日に1kg分の食事をするとします。
朝に500g、昼に350g、晩に150gという感じです。
このダイエット法では、夜にかけて食事量を減らすというのがポイントになってきます。
もちろん、ここまで細かく量を決めていく必要はありません。
食べたいものがあったらその日の朝か昼のうちに食べるようにしておく、朝をしっかりと食べるようにするといったくらいの感覚でOKです。
特に、朝は量を食べられないという方も多いかと思います。
そういった方は無理して朝にたくさん食べなくてもいいですし、朝食べる分を昼に回すという形でもいいでしょう。
自分の食生活に合わせていくことができますので、楽に続けることができますし、何よりも食べるものそのものを制限するわけではありませんので気が楽です。
なぜ食べる量を調節するだけでダイエットができるの?
なぜ食べる量を調節するだけでダイエットができるのでしょうか。
朝に100g、昼に200g、晩に700gの食事をした場合と朝に500g、昼に350g、晩に150gの食事をした場合、どちらも1日で1kgの食事をしたことには変わりありません。
ですが、後者のほうが圧倒的にダイエットにはいいのです。
夜にかけて食事量を減らしていくのがポイントだという話をしましたが、晩の食事が鍵になってきます。
朝や昼の食事というのは、日中の活動の中で消化されますし、消費されていきます。
しかしながら、晩の食事というのは消化されても、エネルギーとしてなかなか消費されません。
晩御飯の後というのは、それこそお風呂に入って寝るだけという方も多いのではないでしょうか。
まったく消費されないわけではありませんが、日中に比べると活動量が大幅に減ってしまうのです。
そのため、晩御飯にガッツリ食べてしまうと、消費されないままそれが脂肪として蓄積されてしまう可能性が高くなります。
食べる量を調節するダイエットでは、これを防いでいきます。
1日トータルで食べる量の大半を朝と昼に持ってきて、日中に消費させます。
晩にはちょこっとだけ食べて、少ない活動量でも消費できるようにして体に脂肪が蓄積するのを防ぎます。
食べる量が同じでも消費されるか消費されないかというのは、とても重要なポイントになってくるのです。
あと、無理はしなくていいのですが、朝にしっかりと食べることが体の代謝のアップにつながるという部分もあります。
朝しっかりと食べて体の代謝をアップさせておくと、それだけで痩せやすくなります。
朝しっかりと食べることができれば、それもよりダイエット効果を高めてくれるのです。
食べる量を調節するダイエットの注意点
食べる量を調節するダイエットは、1日の中でのそれぞれの食事量を調節するだけでいいのですが、ポイントとなってくるのは晩ご飯の量です。
晩御飯をガッツリ食べていたという方にとっては、晩御飯の量を減らすのはやはり大変かもしれません。
あまりにも極端に量を少なくして、夜中に「我慢できない!」とドカ食いしてしまったのでは本末転倒です。
もともと晩にたくさん食べていたという方は、反動でドカ食いしてしまうのを防ぐためにも少しずつ量を調節していくようにしましょう。
また、もともと晩にはあまり食べていないという方にとっては効果を実感しにくいダイエット法になります。
食べる量を調節するダイエット法は、晩にたくさん食べていたという方ほどそのダイエット効果を実感しやすいものです。
もともと晩は少ないという方や意識していなくとも朝や昼にしっかりと食べるという食生活をしていた方にとっては、ベストなダイエット法とはいえないかもしれません。
まとめ
朝昼晩と食べる量を調節するだけの簡単ダイエットは、誰にでもできるダイエット法です。
これまで晩にガッツリ食べていたという方であればあるほど、ダイエット効果を実感しやすくなるでしょう。
ただ、もともと食生活によってはそれほど効果を実感できないこともありますので、自分の食生活を考えた上で実践していきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。