男性のお腹周りの平均を経済産業省が2004~2006年の間に男女計7,000人分のデータを元に調査しています。
2004年~2006年のデータなので10年以上経過していますが、参考にしてみてくださいね。
腹囲cm | |
---|---|
20-24 | 72.9 |
25-29 | 77.9 |
30-34 | 81.5 |
35-39 | 83.5 |
40-44 | 85.4 |
45-49 | 85.5 |
50-54 | 86.2 |
55-59 | 86.0 |
60-64 | 84.3 |
65-69 | 85.6 |
70-74 | 85.9 |
75-79 | 84.8 |
男性の人数は3,530人対象です。
年齢とともにお腹周りのサイズが増えていますね。
表をみてみると、お腹周りのサイズが20代と比べて30代、40代と増えていっていますね。
私も20代のころと比べると断然増えています。
主な原因の1つに年齢とともに代謝が悪くなっているという事が挙げられます。
なせ代謝が悪くなるの?
私たちの身体には基礎代謝というものがあります。
これは生きているだけで燃焼しているエネルギーであり、全く動かなくても消費し続けるものです。
例えば、
ご飯を食べたら消化器官が活発に動きます。内臓が消化するために動き始める事でエネルギーがそこに使われます。実際に運動していなくても内臓が勝手にうごいているのでエネルギー消費します。
睡眠中もそうです。寝ているだけだけど身体は生命活動を続けていて、常にカロリーを消費しています。座っていても、テレビをみていても、座って仕事をしていても常に何かしらカロリーが消費されている。
この基礎的なエネルギー消費を基礎代謝と呼びます。
代謝は呼吸する、体温を保つ、心臓を動かすなどのことを言いますが、実は年齢を重ねるほど代謝は下がっていきます。
筋肉も代謝して常にエネルギーを使っているので、加齢とともに筋肉量が減り、これが代謝低下の一因となっています。
筋トレもダイエットを助けてくれる
筋トレというと、たくましくなりたい人がするものって思いますが、筋トレは脂肪燃焼を助けてくれます。
私も筋トレでダイエットになるかなと思いやっていますが、筋トレとダイエットの関係があるみたいです。
筋トレとダイエットの関係を調べてみました!
基礎代謝を計算してみよう
みなさんはどれくらい1日代謝しているのか計算できます。
厚生労働省が2005年に公表した1kg毎のkcal消費量です。
例えば、18~29歳の女性で50kgの方が基礎代謝を計算する場合、50kg×22.1kg=1,120kcalになります。
ということは、何もしなくても生きているだけで1120kcal消費しています。
では、筋肉量を増やすとこの基礎代謝はアップするのでしょうか?
基礎代謝さえアップすれば極端な話、何もしなくても太りにくくなります。
夢のような話ですよね。
でもやはり世の中おいしい話だけではありません。基礎代謝アップにはそれなりの努力が必要です。
その方法の一つが筋トレです。
でも、筋トレをしてどのくらい基礎代謝が上がるのでしょうか?
とある人の例でいうと、10kg筋力量を増やしたことで120kcalの代謝がアップしたそうです。
10kgでたったの120kcal。
というのはさておき、筋トレ以外にも有酸素運動を等をしていた彼は、脂肪だけで20kgも落とした事で約100kcalの基礎代謝が落ちてしまいました。
ということは差はたったの+20kcal。
10kgの筋肉を増やしても脂肪が落ちて体重が落ちると基礎代謝は減る。
これではあまり意味がありません。
ですので、筋力量を増やすことで基礎代謝アップは実はあまり意味がないようです。
筋トレ後の代謝アップの持続性に秘密がある
筋トレにダイエット効果はないのか。
意味ないと思ってしまったかもしれませんが、筋トレをするとその間カロリーを消費しますよね。
そのカロリーを消費が私たちのダイエットを助けれくれます。
有酸素運動中ももちろんカロリーを消費するのですが、筋トレとの大きな違いは、その後のカロリー消費持続時間にあります。
とある研究によると、筋トレを行うと、最大72時間は普段よりも多くのカロリーを消費してくれるそうです。
その72時間こそが何もしなくても基礎代謝以上にカロリーを消費してくれる夢のような時間です。
筋トレとダイエットの関係のまとめ
- 筋トレをして基礎代謝アップさせる事で、消費カロリーが増えるからダイエットにいいと言われている
- 実は筋トレをして筋肉量を増やしても消費カロリーが大きく変化することはないので、あまり大きな脂肪燃焼効果は期待できない
- 筋トレをした後最大72時間は代謝がアップしている状態が続く(有酸素運動では続かない)=食べても太りにくい身体へと変わっていく
筋トレで筋肉量を増やしても代謝アップというよりは、カロリー消費の時間を長くつづくところに秘密があります。
筋トレ中はカロリー消費をしますのでそれも一つの狙いです。
筋トレをして脂肪のつきにくい身体を目指すことで、効率のよいダイエットができます
お腹回りを痩せるにはどうするの?
お腹回りを痩せるにはインナーマッスルを鍛えないとだめです。
お腹周りの脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪があります。
皮下脂肪は、身体の表面に近い脂肪でアウターマッスルを動かすことで燃焼すると言われています。
内臓脂肪は、身体の奥の脂肪でインナーマッスルを動かさないと燃焼しにくいと言われています。