炭水化物ダイエットは痩せるの?炭水化物抜きダイエットの危険性

糖質制限

ダイエットの結果は90%が食事に左右させるといっても過言ではありません。

そして、炭水化物をカットするのがいいという情報も沢山出回っています。

某トレーニングジムも、急激な糖質(炭水化物や糖分)カットによる急激なダイエットをして高額の料金を取っています。確かに痩せるのは事実で、ただ痩せるには有効なのは間違いではありませんが、危険が伴います。

糖質ダイエットの歴史はアメリカ人の医師ロバート・アントキンスが1990年代に提唱した方法でアメリカで2000年前半に一大ブームを巻き起こしたダイエット方法が現在の炭水化物を減らすダイエット方法の基本となっています。

しかしながら体への大きな影響から問題視もされています。そんな炭水化物を太る理由、炭水化物を抜いてのダイエットの危険性とは何なんでしょう。

そもそも炭水化物とは

炭水化物

三大栄養素の一つです。(炭水化物は脂肪、たんぱく質)

炭水化物は単糖類に分けられ、糖質とも呼ばれます。

人間にとって最も必要とされる栄養素で日本では炭水化物が多く含まれる物が主食とされています。

米、パン、麺類などですね。

ダイエット方法で「ローカーボ(低糖質、糖質制限)ダイエット」、「炭水化物抜きダイエット」と呼ばれるものは基本として炭水化物の摂取量を減らす事でダイエットしようという考えに基づいています。どの呼び方でも基本的には一緒です。

食欲と血糖値、インスリンの働きの関係について

糖質制限ダイエットの仕組みの前に食後に分泌されるインスリンというホルモンの働きについて

  1. 食事に淡水化物(糖質)を摂取すると血糖値があがる
  2. インスリンが分泌される
  3. インスリンがグリコーゲンの合成を促進し、中性脂肪として体内に溜め込む
  4. 血糖値が下がる

身体はインスリンへの抵抗性をもっており、肥満が進むほどインスリンへの抵抗性が高くなります。

そのほかには遺伝的要因、運動不足、過食、加齢などもインスリンへの抵抗性を増す原因とされています。

インスリンが高くなるとどうなるのか!

前述の3で血糖が細胞内に取り込まれにくくなります。
必然的にインスリンの分泌量が増します。

インスリン事態に空腹感を刺激する作用があるため、インスリンへの抵抗性が高まると食欲が満たされづらくなります。

急な糖分の摂りすぎもインスリンの過剰分泌の原因となります。

  • 食欲が抑えられない状態
  • 甘いものが食べたくて仕方のない状態
  • 食べても食べても万プ巻を感じない状態

これらの状態はインスリンの過剰分泌が関係しています。

インスリンの過剰な分泌は「脂肪を溜め込みやすい体に」、そして「食欲コントロールも難しくする原因」となります。

目次

糖質制限ダイエットの仕組み

炭水化物の(糖質)の摂取によりインスリンが分泌されるのですが、逆に炭水化k物(糖質)の制限した場合はどのようになるのでしょうか?

インスリンの分泌量が減ります。(インスリンへの抵抗性が出ている状態とは逆の状態)

インスリンの分泌が少なくなることで血糖値上昇⇒脂肪を溜め込むという流れが断ち切られます。

そして細胞中に溜め込まれた脂肪が優先的に分解され、エネルギーへと変換されやすい状態になります。

そのため、そのほかの栄養素(主に資質やたんぱく質)の摂取を減らすことなく、体内の脂肪がへっていくという原理です。

食べる量を減らすことなく、食べるものに制限はあるものの、食べたいだけ食べつつ、痩せることができる点が炭水化物ダイエットの人気の理由だと言えそうです。

糖質制限ダイエットの危険性

「糖質ダイエットに成功して〇キロ痩せた!」というようなキャッちーな見出しのタイトルを一度は見たことがあるかもしれません。

糖質制限ダイエットは続けることで、痩せることは間違いではありません。

どうしても短期間でのダイエットを明言するようなサイトなどが増えてしまうのも理解できますが、極端な糖質制限ダイエットで起こる影響をまとめてみました。

<糖質ダイエットの弊害>

  1. 脳の栄養素が足らなくなる
  2. 2型糖尿病のリスクが上がる
  3. 肝機能の低下
  4. 脳卒中、心筋梗塞などのリスクが上がる
  5. 疲れが溜まりやすくなる
  6. 口臭や下痢、発疹などの体調不良の原因に

1.脳の唯一の栄養素は血糖(グルコース)のみです。

糖質制限ダイエットを行う事でグルコースが不足し、脳が栄養不足で集中力を欠いたり、イライラやめまいの原因となります。

2.脳はグルコースが不足することで体のすの他の部分よりも優先させようとします。そうするとインスリン抵抗性を増大させてしまいます。食べすぎや肥満が続いた時と同じようにインスリン抵抗性が増大するため、この状態が続くことで2型糖尿病のリスクが上がります。

3.肝臓に貯蔵しているグリコーゲンが分解されることで肝機能が低下します。

4.糖質制限を行った場合、たんぱく質や脂肪の多いお肉を食べる事が増える可能性があります。そのような食生活を続けることで脳卒中、心筋梗塞などのリスクが上がる可能性があります。

そのほかにも疲れが溜まりやすくなったり、口臭がきつくなったり、廊下が早くなることまであるそうです。

参考:一般社団法人全国発酵乳乳酸菌飲料協会
参考:apital

危険性が伴うダイエットはしないほうがいいですよね。

病気になったらダイエットの意味がありませんものね。

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