ダイエットのための運動は、きつくてハードなメニューをこなさなければならないと思っている方も多いでしょう。
しかし、ハードなトレーニングは長続きしませんし、実をいうとハードなトレーニングはダイエットでは効果がそれほど高くないです。
筋肉ムキムキを目指しているのでしたら、ハードなトレーニングは有効かもしれませんが、私たちが目指すのは余分な脂肪をそぎ落とすことであり、そのための運動とはスローペースで行える運動の方がダイエット効果は高いのです。
では、ダイエットのための運動で効果的なトレーニングとはどんなものでしょうか。
1.ダイエットの運動が挫折してしまう理由
ダイエットのための運動をするときはスローペースで出来る運動がおススメです。
どうしても結果を早く出そうとして、激しい運動をしようとする方も多いと思いますが、どうしてもまず体力が持ちません。
体力が無く、脂肪というおもりを付けている状態で、いきなり激しい運動をすると挫折の原因となります。
せっかく、ダイエットのための運動を決意したのこれではもったいないですね。
しかしこれはあなたの意志が弱いからなのではなく、習慣化されていないだけなのです。
日常生活に組み込んでしまえば、誰でも簡単にダイエット運動をする事ができますよ。
2.歩くことから始めよう!
スローペースで出来る運動で長時間持続できるものをダイエット運動として取り入れてみましょう。
一番オーソドックスなのが、なんといってもウォーキングですね。
ウォーキングでしたらジャージにウォーキングシューズをそろえられればベストですが、必須ではありませんので、今からでも始められます。
体脂肪を燃焼するためには大体30分を目安にしてウォーキングをするといいでしょう。
「30分も時間が取れないよ…」という忙しい方もいらっしゃるかと思います。
しかし、最近の研究では30分まとめて運動しなくても合計で30分以上の有酸素運動することによって同様の効果が期待できることが分かってきています。
ですので、細切れ時間を利用して5分・10分のウォーキングを一日数回行えばいいのです。
例えば、一駅分手前で降りて歩く、買い物は自転車を利用しないで歩く、など日常生活の中に組み込んでしまう事により、細切れの移動時間がウォーキングダイエットの時間へと早変わりします。
どうしても、私たちはまとまった時間を運動に割かなければいけないという強迫観念を持ってしまいがちですが、これなら気軽にダイエットのためのウォーキングができます。
普段の生活の移動時間がダイエットになるのです。
3.天気の悪い時には部屋トレ
休みの日や雨などで外での運動が難しい場合があります。
また冬場は気温が低いので、筋肉が硬直しているため、念入りに準備体操をしないと長時間のウォーキングは足に負担がかかっておすすめすることは出来ません。
そのようなときはスクワットをお勧めします。
スクワット運動もゆっくりとスローペースで行うことでかなりの効果が期待できます。
じっくりと太ももとお尻の筋肉に負荷がかかっていることを感じながらゆっくりと行います。
このとき、気を付けなければならないのは数より質です。
一日10回でもいいので、じっくりと太ももに負荷がかかるように一回一回を丁寧に行いましょう。
よく、スクワットは人によってハイペースでやってしまう場合がありますが、それはあまりダイエットには期待できません。
筋肉を鍛えるのには有効かもしれませんが、これも数をこなそうとすると翌日に筋肉痛で運動ができなくなったりして挫折の元です。
スローペースで行うことにより、無理なく続けられて速く行うよりも筋肉に効いてきます。
じっくりと脚の筋肉でカロリーを消費しましょう。
また、ひと昔流行った「スロトレ」もかなり有効です。
フライングキャットだけでもやってみてください。
3.筋肉を休ませる
あと、注意するべき点は筋肉を休ませる日を取ることです。
筋肉は使うだけでは鍛えられません。
筋肉に休息する時間を与えることによって、筋肉は元通り以上に強く復活をします。
筋肉量が増えると言う事はそれだけ基礎代謝が上がって、太りにくいリバウンドしない体質へと変化していきます。
なので、無理に毎日行おうとはせずに、筋肉の安息日を設けましょう。
毎日同じ筋肉を使ってばかりいると、筋肉に疲労がたまり筋肉痛やけがの原因となります。
毎日続けてこその運動なので、休みもうまく取り入れましょう。
まとめ
ダイエットというときつい運動をすることを想像してしまいがちですが、実際にはそんなことはありません。
ウォーキングは上手く日常生活に取り込んでしまえば、わざわざ運動の時間を取る必要はありません。
どうしたら、日常生活の中に運動を取り入れられるか考えてみましょう。
よく、歩いていける距離にあるコンビニやスーパーなどに車で行く人がいますが、そういう人は、今から歩いて買い物に出かけるようにしましょう。
また、天候の悪い日には無理に外で運動をしようとはぜずに、室内でできる運動やストレッチを行うようにしましょう。
それと、筋肉を酷使すると筋肉痛やけがの元になりますので、違和感を感じたら無理をせずセルフケアをしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
